日本西洋古典学会第56回大会

研究発表要旨

日本・ギリシア共同シンポジウム:喜劇の世界 ギリシアと日本の伝統

東北大学

大会プログラム

第1日  6月4日(土)

午前の部(10:00―11:35) 研究発表30分 質疑応答15分

研究発表 

(1) 吉田俊一郎(東京大学大学院)(10:00―10:45)
クィンティリアーヌスの議会弁論に関する理論について

(2) 日吉大輔(北海道大学大学院)(10:50―11:35)
アリストテレス探求論における「何であるか」と「何故にか」との同一性について

午後の部(1:30―3:55)

(3) 高畑時子(名古屋大学非常勤講師)(1:30―2:15)
懐疑と政治―Paradoxa Stoicorum, De finibus(3,75), Lucullusにおけるストア派の賢者論をめぐって―

(4) 竹内一博(神戸大学大学院)(2:20―3:05)
古典期アッティカのデーモスと「ディオニュシア祭法」

(5) 金山弥平(名古屋大学教授)(3:10―3:55)
想起の対象としての想起説―『メノン』と『パイドン』における想起説証明の位置づけ―

※懇親会(5:00― )
於 仙台ワシントンホテル レインボーホール
(会費 5000円 学部・大学院生3000円)


第2日  6月5日(日)

午前の部(10:00―12:05)

研究発表

(6) 田中 創(東京大学大学院)(10:00―10:45)
コンスタンティウス二世のコンスタンティノポリス元老院議院登用運動再考

※総会(10:50―11:20)

(7) 泰田伊知朗(東海大学付属第四高等学校特任教諭)(11:20―12:05)
中世写本の総祖本に認めうる詩行の文献学的処置について―h. Ven.136-136a 行目を題材に―

※書評委員会

午後の部(2:00―4:25)

(8) 宮城徳也(早稲田大学教授)(2:00―2:45)
伝セネカ『オクタウィア』のセネカ的要素とピエタス

(9) 丸橋 裕(関西大学非常勤講師)(2:50―3:35)
「アキレウスの画家」の白地レキュトスにおける死者と生者

(10) 中山恒夫(大阪大学元教授)(3:40―4:25)
エウリーピデース作『メーデイア』のエクソドス

※編集委員会(4:40― )文学研究科研究棟 3F中会議室
(付記 委員会は6月3日午後5時より、仙台市戦災復興記念館 4F第4会議室にて行います)