大会における「若手研究者発表会」の創設について
周藤提案2013.5.31の骨子
大会における「若手研究者発表会」の創設について
(1) 趣旨
西洋古典学の諸分野では、学部や博士課程前期課程在学中に研究業績を積み上げる機会が乏しく、それが特別研究員制度をはじめとする各種研究助成への申請にあたって大きな障害となっている。そこで、このような状況を学会が中心となって打開するための一つの方策として、博士課程在籍中の大学院生を報告者とする「若手研究者発表会」の開催を提案したい。
(2) 応募資格
a「若手研究者発表会」に応募できるのは、発表年度に博士課程前期・後期(修士課程・博士課程)に在学する者とする。応募は非学会員でも可とする。但し、学生会員制度などが整備された場合には見直す。
b発表希望者は、会員である所属大学での指導教員を通じて学会事務局に連絡する。
(3)発表会の概要
a若手研究者発表会には総会前に済ませる程度の時間(45分)を宛てる。
b発表時間を調整することにより、なるべく多くの申請者に発表の機会を与えたいが、発表10分、質疑応答5分を目処として、発表者の数に応じて大会ごとに変えることができるものとする。
(4)審査等
a発表者の決定および審査には常任委員会があたる。
b原則として、すべての発表の和文及び英文要旨(和文1000字以内、英文200語以内)を『西洋古典学研究』に掲載する。ただし、審査委員によって特に掲載が望ましくないと判断された発表については、この限りではない。