お知らせ
2018/02/16:吉見孝夫氏から「イソップ資料」第10号刊行の案内が参りました
日本におけるイソップ寓話資料の調査・研究誌『イソップ資料』を発行している吉見孝夫です。今般第10号を刊行いたしましたので、お知らせします。
『イソップ資料』第10号内容
古活字本・天草本イソポ伝についての一つの疑問(遠藤潤一)
『もとかしは』所収の古活字版『伊曽保物語』(吉見孝夫)
古活字版『伊曽保物語』無刊記第三種本の基礎的研究(吉見孝夫)
重山文庫蔵古活字版『伊曽保物語』無刊記第三種本 翻字(吉見孝夫)
関心をお持ちの方には、下記にご連絡をいただければ、小誌をお送りいたします。
yoshimi.takao★s.hokkyodai.ac.jp(★を@に変更)
なお、日本におけるイソップ寓話の受容過程については東京大学大学院生の李澤珍氏、朝鮮半島における受容過程については関西大学大学院生の崔善娥氏という若い研究者が新たに現れたこともご報告いたします。
また、「パンチャタントラ」の原形を示す「タントラ・アーキャーイカ」のドイツ語版を、説話文学研究者の西村正身氏が翻訳されたことも合わせてお伝えいたします。