お知らせ
2013/08/08:来年度大会での小シンポについて
日本西洋古典学会
本学会では、大会における研究発表を活性化させる必要性が久しく論じられて来ましたが、その一つの試みとして、従来の発表に加えて、テーマを絞った研究発表の枠を設けてはどうかという案が安西眞委員より出され、委員会でも了承されました。3年に一度のシンポジウムとは別に、これを小シンポと仮称しておきます。来年度については次の要領で発表者を募りますので、奮ってご応募ください。
1 2014年度のテーマ:ギリシア初期叙事詩をめぐって(提案者:安西眞)
2 応募要領は「大会発表の公募について」 http://clsoc.jp/am_sum/koubo65.pdf
に準じます。すなわち、応募期間は10月1日から15日まで。
3 研究発表30分、質疑応答15-25分というのも一般発表と同じ。
4 発表は編集委員会の審議を経て「西洋古典学研究」への採否を決定する。
大会発表は若手、中堅、ヴェテランがバランスよく関与するのが望ましいことは言うまでもありませんが、学会としては、統一テーマを設定することによって、とりわけ中堅、ヴェテランが手を挙げやすくなることを、さらには、予め設定されたテーマに向かって「善きエリス」が覚醒することをも期待しています。
7月末に事務局から学会名簿をお送りした時に「大会発表の公募について」を再掲し、併せて「シンポ『ホメーロス研究の現在』(仮題)報告の募集について」を付記しましたが、応募しやすくなるよう少しテーマを広げて「ギリシア初期叙事詩をめぐって」ということにいたしました。
多くの方のご応募を願ってやみません。