日本西洋古典学会第50回大会
第1日 5月21日(金)
特別講演会
日本における西洋古典学の50年
午後1時〜5時 山上会館 大会議室
伊藤貞夫:マックス・ウェーバーと古典古代史研究
柳沼重剛:学会設立前後のことども
藤澤令夫:西洋古典学と哲学の再生―回顧と展望
司会:本村凌二 木村健治 中畑正志
主催 日本西洋古典学会
共催 日本学術会議西洋古典学研究連絡委員会
懇 親 会
午後5時半より
山上会館 地階食堂
会費 5000円
尚、講演会に先だって午前10時半より12時まで、山上会館会議室201および202にて委員会を行います。
第2日 5月22日(土)
午前の部(10:00―12:00) 研究発表30分 質疑応答25分
(1) 山田哲子(東京大学大学院) (10:00―10:55)
『テーバイス』独自の特色 ―『アエネーイス』と比較して―
(2) 戸高和弘(大阪大学非常勤講師) (11:00―11:55)
悲劇に固有の快 ― アリストテレス『詩学』より―
午後の部(1:30―5:30)
(3) 川上 穣(京都大学非常勤講師) (1:30―2:25)
ヘルメイアス派遣場面の照応関係をめぐって― Il.24.333-348, Od.5.28-32を中心に ―
(4) 栗原麻子(奈良大学専任講師) (2:30―3:25)
ヘルメス柱像破壊事件にみる親族・ヘタイレイア・ポリス― 紀元前415年のアンドキデス―
(5) 田中龍山(龍谷大学非常勤講師) (3:30―4:25)
セクストス・エンペイリコスにおける相対主義の問題
(6) 平田松吾(国際基督教大学非常勤講師) (4:30―5:25)
エウリピデス『トローアデス』のヘレネー裁判
※書評委員会(5:30― ) 会議室201(哲) 202(史) 203(文)
第3日 5月23日(日)
午前の部(10:00―12:30)
(7) 森岡紀子(東京大学大学院) (10:00―10:55)
クイントス・スミュルナイオスの戦闘場面の文体の特徴
※総会(11:00―11:25)
(8) 赤井清晃(広島大学講師) (11:30―12:25)
アリストテレス『哲学について』(Fr. 16 Ross) における「神」概念
午後の部(1:30―4:30)
(9) 日向太郎(東京大学大学院) (1:30―2:25)
カピトリウムの攻防 ― O. Skutsch に対する反論 ―
(10) 古山夕城(成蹊大学講師) (2:30―3:25)
古典期タソスのぶどう酒取引き
(11) 大芝芳弘(都立大学助教授) (3:30―4:25)
カトゥッルスの弁論批判 ― 第44歌をめぐって―
※編集委員会(4:40― ) 会議室203