大会における「若手研究者発表会」の創設について

周藤提案を受けて、委員会およびWGで出された意見

(2)応募資格について。
・指導教員が学会員でない場合、その学生が発表できないのは不公平である。
・西洋古典学への理解は必須であるから、推薦者が会員であることは望ましい。

(3)発表会の進め方について。
・午前の一部分を宛てるだけでは不十分である。一方、ただでさえタイトな古典学会の日程に、若手発表会を加えることが可能か。
・文科系の発表で、発表10分、質疑5分というのは不適当。
・学会は3年に1回シンポジウム、毎年ミニシンポの方針であるようだが、ミニシンポに代えて若手発表会を充実させるべし。

(4)審査等について。
・若手発表を原則としてすべて「西洋古典学研究」に載せるというのは問題である。厳しく審査している通常発表と二重基準になるし、英文要旨を載せる以上、国際的な判断にも曝される。
・若手のモティベーションを高める意味から、優れた発表は載せるという約束がなければならない。
・まず発表会を先行実施して、雑誌掲載は追って考える。
・若手発表については学会HPでweb発行する。

(5)その他。
・大会時に合わせて実施するのは発表学生にとって負担が大きいので、各地域で学会主導の発表機会を設ける。
・若手研究者の組織的育成の文脈でこの問題が出て来たが、学会として学生会費制のことも検討すべし。